日本生化学会 中部支部

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支部長からのお礼のご挨拶
第72回日本生化学会中部支部例会・シンポジウムは平成20年5月24日(土)に岐阜大学 医学部記念会館で開催されました。参加者総数は150名を数え、盛況のうちに無事終了いたしました。

シンポジウムは「細胞周期制御の最前線」では、中山啓子先生(東北大学)に「G0‐G1期を制御するユビキチンリガーゼと発がん」、正井久雄先生(東京都臨床医学総合研究所)に「複製フォーク停止に対する細胞応答の分子機構」、広田亨先生(癌研究会癌研究所)に「染色体分離の瞬間を規定する仕組み;紡錘体チェックポイントについて」、中山敬一先生(九州大学)に「細胞周期とアポトーシスを結ぶp53の新機構:CHD8/ヒストンH1によるエピジェネティックコントロール」、中西真先生(名古屋市立大学)に「ゲノムストレスに対する細胞応答」について、わかりやすいイントロダクションから最新データの紹介まで熱のこもったご講演をいただきました。また会場からも、活発な質疑討論をいただきました。

ポスター発表は演題総数56(抄録集にない当日参加の1題を含めて)に達し、 恒例となりました一分間口頭発表でサマリーを発表いただいた後、午後の討論時間においては白熱した討論が繰り広げられました。この中から松永俊之さん(岐阜薬科大学)、塩田拓也さん(名古屋大学)の2名が投票により奨励賞受賞者に選ばれました。

総会におきましては、森山昭彦先生(名古屋市立大学)を次期支部長に推薦すること、1年間の活動報告、会計報告をご承認いただきますと共に、上記2名の奨励賞授賞式を行い、一層の奮闘をお願い致しました。また、会員の投票に基づく次期支部幹事の承認、来年度支部長の森山昭彦先生のご挨拶をもって、全スケジュールを終了致しました。

日本生化学会中部支部例会・シンポジウムにご参加いただきました方々に厚くお礼申し上げますと共に、協賛・広告等でご協力いただきました企業・団体の皆様にも心からお礼申し上げます。今後の皆さまのご研究の益々のご発展をお祈り致しまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。

日本生化学会中部支部長
岐阜大学 医学部 岡野幸雄

 

 

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